メンタルの強さは必要だとあなたは思われますか?あなたは今までセミナー講師などにメンタルに関する質問をしたことがありますか?あるという方、満足な回答を得られましたか?

メンタルFX
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一般的なアナリストやストラテジストにメンタルに関する質問をしても、満足な回答は得られないと思います。なぜなら、彼らは行き当たりバッタリのトレードについて、一切解説しない、していないからです。

何が材料視されているのか、これからのテーマは何なのか、テクニカル分析では現在どのような局面なのか、どうなりそうなのかなどを解説するだけなので、メンタルは全く関係ないのです。あなたもお気付きの通り、メンタルを強くしたい、鍛えたいという気持ちは、トレード判断基準がない、定まっていない、行き当たりバッタリのトレードを繰り返していることが、そう思う理由の一つです。

これはあなただけの悩みではありません。多くの初心者トレーダーがそう思うのです。ただ、買う、売る判断基準があれば、性格等の違いはあれど、仕掛け、損切り、利食いで心が揺れることが少なくなると思いませんか?

損切りができないから、利益を伸ばすことができないからなどの理由で、メンタルを強くしたいと考える前に、できれば、最低でも一定の含み損を抱えない、心が揺れないポジション量しかトレードしないなど、あなたが無理なく守ることができるトレードルールを作ることに専念してみましょう。

資金、ポジション量、取引期間はマッチしていますか?

数千通貨しかトレードしていないのに、心が揺れまくり、メンタルがガタガタになる方もいれば、数百万通貨をトレードしてても、夜熟睡できるという方もいます。数百万通貨のポジションを長めに持っても平気という方もいれば、数万通貨を持つだけで心臓がバクバクするという方もいます。

リスクに対する感応度は人によって異なるということです。これは当たり前ですよね。あなたのリスク許容度とメンタルはマッチしていると思いますか?ポジションを持つたびに心臓がバクバクしていませんか?

どのくらいのリスクをテークする、資金をどのくらいリスクに晒すか、あなたは判断基準を持っていますか?これには個人差がありますので、これが正解というものはありません。しかし参考にできる考え方があります。

トレードポジション量は、資金量とボラティリティによって適切なアマウントが決められるという考え方です。

為替相場は将来上がるか、下がるか誰にも分かりません。だから、不明確、不安材料を一つでも減らすのです。これはFXに投下する資金と取引する通貨のATRを把握し、それらに基づいてポジション量、所謂ユニット数を決定するというものです。ユニットとは、『自分の投資用資金の1%を1日でリスクにさらす取引量』を指します。ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)とは、通貨が一日でどのくらい動くのかを表した数値です。

ATRはヒロセ通商やマネーパトナーズでチャートに表示ができます。

1ユニットあたりの取引量は、もしも仕掛けた場所からATRの幅だけ反対に動いてしまっても、資金の1%を失うだけで済む取引量だということです。

投資資金60万円
ドル円のATR0.8
取引通貨単位1,000通貨
ドル円レート110円

1、投資資金の1%は600,000円×1%=6,000円
2、ドル円ATRは(0.8×110円×1,000通貨)÷100=880
3、6,000円÷880=6.81
4、6.81×1,000通貨=6,818通貨⇒端数切り上げで7,000円通貨(1ユニット)

ドル円ATRが0.8のとき、投下資金の1%をリスクに晒すとすると、1ニット7,000通貨のドル円をトレードするということになります。10ニットのポジションを持つということは、ATR分ドル円が動くと、資金の10%を失うということになるわけです。

この考えの大切なことは、自分が相場状況に応じてどのくらいのリスクをテークしているかを知ることです。これを使い、毎回、どのくらいのリスクをテークするか、可視化してしまうのです。

人間だれでも暗闇は怖いものです。未来のことは誰にも分かりません。だから、相場状況に応じて、自分がどのくらいのリスクをテークしているかを明確にするのです。そうすれば、トレードに対するあなたの不安が必ず軽減されます。

 

感情をどうやってコントロールする?

ではどうやって感情をコントロールするか!?座禅を組む?滝に打たれる?ヨガをする?深呼吸する?トレード技術を上げながら、感情コントロール方法を手にするというのは大変なことです。

これを無理なくやるには、あなたが普段の生活でやっている感情コントロール方法をトレードでも生かすしかありません。あなたはどうやって感情をコントロールしていますか?

上司、部下、近隣住民、家族、世の中にイラっとして感情を爆発させることってあると思いますが、大人だからそんなに多くはないですよね?

今、心に浮かんだことをトレードでも実践するのです。私は周りに期待しないことで心を平穏に保つようにしています。相手が自分の期待に応えてくれないとイラっとしませんか?誰しも相場に対する期待でいっぱいです。しかし、買ったら下がり、売ったら上がる。損切りしたら、相場が戻る。

すべてのトレーダーは自分の期待と反対の値動きにいつも感情を揺さぶられます。以前勝ち組トレーダーの方に、勝ち組の共通点は何だと思うか聞かれたことがあります。そのとき私は回答できませんでした。あなたは何だと思いますか?

それは、トレードを淡々とやり続けることです。一喜一憂せず、常に身の丈に合ったトレードを淡々と繰り返す。これが勝ち組トレーダーに共通するとのことです。儲かるテクニカル分析を知っているとか、ファンダメンタルズに詳しいということではないのです。

彼らの多くはたくさんの経験を積み上げ、淡々と仕掛け、淡々と利食い、損切りすることが利益の積み上げる近道だと分かっているのです。自分のトレードに期待せず、ただ淡々とトレードを繰り返しているに過ぎないということなのでしょう。これが結果的に好成績に繋がるということなのだと思います。こうなるためにはやはり経験と場数が必要です。一朝一夕でなし得ることではありません。

メンタル強化や感情コントロールは結局場数?

ルールを守るためのメンタル強化、感情コントロールというものは、結局場数を踏んだという自信の裏付けです。

愚直に淡々とトレードするためにはやっぱり経験、場数がものをいう。例えば、甲子園常連校の練習は半端ありません。途中で投げ出したくなるほど練習量が多い。これが技術もそうですが、高校球児のメンタル面における自信に繋がっているわけです。失敗と成功の体験が多いほど、経験値が上がり、結果的に彼らのメンタルが強くなり、心を平穏に保つことができるのです。 成功ばかりだとこうはなりませんが。

場数を踏めば、間違いなく経験値は上がります。しかし、だからといって、メンタルが強化され、感情をコントロールできるようになる、そして淡々とトレードできるようになり、結果的に利益が上がるかといったら、たぶんそうじゃありません。単純に慣れるだけです。

では何が必要なのか?それは、闇雲なトレードを避け、取引したいという気持ちを抑制することです。負けなくない、儲けたいという気持ちを抑えることです。

場数を上げるためには取引を多くしたほうがいい。しかし、自身が得意なパターンや優位性、エッジがある局面でないと無駄なトレード、無駄な損切りが続くだけ。だから時には我慢が必要なのです。含み損を持ち続けるという我慢ではなく、トレードするしないの我慢です。場数を踏み、トレードに慣れ、我慢することを覚える。これがFXで勝つための近道です。チャートを見続け、テーマを持ってトレードを繰り返せば、優位性、エッジがある局面が少しずつ見えてきます。

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