利食い、損切り方法はみんなが最も知りたいことだと思います。しかも、より簡単で、誰でもできる方法であれば言うこと無しです。

ここでは、利食いと損切り方法で大切なことを3つ解説します。

1.利食いも損切りも複雑に考えない。

2.利食いしやすい局面でトレードする。所謂エッジが効いた局面です。

3.リスクリワードと勝率を意識する。

プロスペクト理論というものを聞いたことがあると思います。

人は利益を得ることより、損失を回避する傾向があるという理論です。利益は確実に取る反面、損失が出たときは、それを回避するための賭けに動くということです。所謂、コツコツ、ドカーンがこれです。コツコツ儲け、ドカーンと負ける。

利食いと損切り
利食いと損切り

これを避けるためには、リスクリワードと勝率を意識しつつ、エッジがある局面で判断がシンプルな方法でトレードする。これら3つのことに一貫性を持って取り組むことが大事になります。

1.利食いも損切りも複雑に考えない。

利食い幅、額>損切り幅、額となれば、小学生でも分かる通り、利益は積み上がります。私もいろいろ試して思うのですが、どうしても損切りは遅くなります。ましてや判断基準が複雑だと言い訳が多くなり、ワンテンポ、ツーテンポも損切りが遅れる。

勝ち続けているトレーダーに聞いたのですが、彼らの多くはイメージ通りに動かなければ、即損切るということです。しかし初心者にこれをやれと言っても厳しい。

かといって、テクニカル分析で損切りポイントを決めるのも難しい。あれもこれもとテクニカル分析を見ていると、損切り幅はドンドン大きくなります。

だから、最大●銭、pips以上は損しない、証拠金の2%を失ったら損切りするといった、明快なルールを決めるのが楽です。そうすることで、必然的に獲るべき利確幅も収斂されていきます。

私も最初、いろいろテクニカル分析を損切りに使っていたのですが、なかなか上手く損切りができませんでした。しかし、30銭、30pips以上の損切りをしないという単純なルールに変えてから、ドカーンが無くなり、徐々に利益が積み上がるようになりました。

2.利食いしやすい局面でトレードする。所謂エッジが効いた局面です。

エッジが効いた局面、優位性のある局面でトレードするといっても、経験がないと難しいと思います。なので、とてもシンプルな方法をご案内します。

それは、N字と逆N字の局面です。

上昇相場の定義は、下値、上値が切り上がって上昇する局面。反対に下降相場は、下値、上値ともに切り下がる局面です。

N字はまさに上昇、逆N字は下降。

利食いと損切り方法
利食いと損切り方法

 

週足、日足ともに上昇トレンドのとき、10分~2時間足でN波動になりそうな局面をイメージしてトレードするのが簡単な方法です。逆N波動は反対に、週足、日足で下降トレンドのときに、短い足でこうなりそうな局面を探してトレードします。

押し目買いはN字上昇をイメージして行い、戻り売りは逆N字下降をイメージして実行します。これができるようになると、流れに逆らったポジションを持たなくなります。この流れが崩れたら、単純に損切り、利食いは直近高値や直近安値を一つの目安とするわけです。

波乗りと同じで、N字波動、逆N字波動があるときがエッジが効いた局面です。

3.リスクリワードと勝率を意識する。

リスクリワード=平均利食い幅÷平均損切り幅です。損益レシオという呼び名もあります。

勝率=総トレード回数÷勝ちトレード回数

下記表はリスクリワードと勝率の関係を記したものです。

リスクリワード1.0、勝率50%でトントン

リスクリワード2.0であれば、勝率は33.3%でトントン

リスクリワード0.6であれば、勝率62.5%でトントン

まずは勝率を気にせず、リスクリワードが1.0~2.0になるようなトレードを目指してみましょう。

リスクリワード2.0を目指すのであれば、損切り幅1円、利食い幅2円より、損切り20銭、利食い40銭になりそうなトレード局面を探す方が簡単だと思いませんか?

リスクリワードを常に意識すれば、どのようなトレードをしなきゃいけないか、自ずと見えてきます。

以上3点を意識して、自分が無理なくできる利食い、損切り方法を発見してみましょう。方法は自身で見付けない限り、身につきません。他人から聴いた方法は、お金が掛かるほど、結果が出ないと信じられなくなるものです。

1.利食いも損切りも複雑に考えない。

2.利食いしやすい局面でトレードする。所謂エッジが効いた局面です。

3.リスクリワードと勝率を意識する。