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FX初心者が知っておきたいFX業界の変遷
2016年10月現在、FXを提供している会社は51社です。
FXだけに特化すると、その数はもっと少なくなります。
色々なFX会社があり過ぎて、どの会社で取引を始めていいか迷うという方が多いと思いますが、あなたはどうですか?
FX会社にはそれぞれ特長があります。
スプレッドが狭い、約定力が高い、スワップポイントが良い、セミナー・為替情報が充実している、信用度が高い、
システム、サーバが安定している、システムトレードを提供している、ネットの評判が高い、
広告露出が多い、イメージキャラクターに芸能人を採用している、キャンペーン内容が良い、など
結局のところ、ストレスなく、どこで一番儲けやすいか?
みなさん、これが一番知りたいところだと思います。
この観点でFX会社をご紹介しますので、ぜひ口座開設、取引会社を選択する際の参考にしてください。
商品、サービスはともかく、FX会社を大別すると、6つのバックグラウンドがあるのはご存知ですか?
1、証券会社がFXをサービスに加えるパターン
SBI証券、楽天証券
2、FX会社が、証券もサービスに加えるパターン、証券会社へ転身
3、FXしかサービス提供していないパターン
4、短資系会社がFXをサービス提供するパターン
セントラル短資FX、上田ハーローFX
5、銀行がサービスにFXを加えるパターン
SBI住信ネット、ソニー銀行
6、商品先物がサービスにFXを加えるパターン
豊商事、岡安商事
このページでは、通常トレーディングする会社、乱高下時に取引する会社、トレード技術を磨く会社、スワップポイントなどを狙った長期スタンスで使用する会社、小額で取引を開始する会社などに分けて解説します。
FX業界の変遷
まず始めにFX業界の変遷を簡単に振り返りたいと思います。
FXは、もともとForeign Exchangeの略で外国為替を指します。しかし、今では、FX=外国為替証拠金取引が主流です。
FXは、少額な資金で大きな取引ができる、いわゆる「レバレッジ」を効かせた金融商品です。レバレッジは、よく「てこの原理」とかと言われます。
レバレッジを効かせることにより、多額の損失を被る可能性があるため、一昔前までは、FXは危ないとか、騙されるとか、良くないイメージが多かったようです。
しかし、今では、便利、効率が良いとか、イメージがだいぶん変わりました。
その背景に法整備があります。以下で簡単に解説します。
最初は1998年の日本版金融ビッグバンの一つ、外為法改正により、FXが誕生しました。
そして、2005年、改正金融先物取引法が施行され、FX業者は登録が必要となり、管理体制が整備されました。
その後、2007年には、投資者保護の徹底を目的とした金融商品取引法が施行され、これまでの「金融先物取引法」は同法に統合されることとなったわけです。
これらの流れにより、徐々にFX業界も多くの投資家に認知され始めました。
その後も、積極的にFX取引の市場環境整備のためのルール作りは以下のように進められました。
2010年2月には「全額信託保全義務化」、「ロスカット制度」の整備
2010年8月にはレバレッジ規制第1弾レバレッジ最大50倍まで(証拠金が取引額の2%以上)、
2011年8月にはレバレッジ規制第2段レバレッジ最大25倍まで(証拠金が取引額の4%以上)がルール化されました。
それまでは最大400倍のレバレッジを提供するFX会社も存在しました。
特に大きなポイントとなったのは、2010年の「全額信託保全義務化」です。
顧客の証拠金は分別管理で全額保全されるようになったため、FX会社が万一潰れても、投資家は安心して取引ができるようになったわけです。それまでも分別管理はされていたのですが、まだ抜け穴も多かったのは確かです。しかし、2010年を機にそれを完全に塞ぐ形となったため、悪徳なFX会社は完全に排除され、優良なFX会社しか現在は存在しません。
銀行のペイオフ対象は1,000万円までですが、FX会社ではすべて保全されます。だから、現在では銀行より安全という方も中にはいるほどです。
次のポイントは税制です。
2012 年1月より、税制が改正され、一律20%の申告分離課税になりました。
それまでは、他所得(給与所得など)との合算で税率が決まる総合課税方式で、課税所 得金額が330万~695万円の方は30%、1,800万円を超えると50%というように、利益が大きくなるほど納める税額が増える方式でした。
1,800万円を超えると50%も税金で持っていかれるということで、申告をしないというトレーダーも存在しました。
日本のFXトレーダー=ミセスワタナベと称されることが多いのはご存知だと思いますが、FXで利益を上げたにもかかわらず、その当時、無申告のトレーダーが目立ったため、2012年以前は次々と脱税という形で起訴されるというトレーダーが増加しました。
2012年以降は、一律20%の申告分離課税となったため、そのようなこと方が大幅に少なくなりました。
このように、いくつかの法整備を経て、FXは現在、多くの人に認知される金融商品に育ち、多くの投資家が気軽にFXを取引できる環境が整ったわけです。
余談になりますが、来年2017年には法人レバレッジが規制されます。
理由はランド円急落などで多くの法人口座が強制ロスカットになるケースが急増し、口座残高不足(所謂未収金)が多発したからと言われています。
FX会社の浮き沈み
現在、多くのFX会社のドル円スプレッドは0.3~1.0ぐらいとなっています。
以前は2銭、3銭は当たり前でした。
現在、取引高世界NO1のGMOクリック証券が、斬新な取引システムの提供と低スプレッドを背景にシェアを伸ばし、FX業界は群雄割拠の時代の真っ只中。
それまでは、
YJFX!
セントラル短資FX
マネースクエアジャパン
FXプライムbyGMO
などの会社が主流のFX会社でした。
2009年には、現在はトレイダーズ証券に吸収されたエンコムトレードという会社が、「スプレッド0.1銭」を唄い文句に、FX業界へ新規参入。
その後も、面白い食品プレゼントキャンペーンを提供するヒロセ通商や、更なる低スプレッドを提供するSBIFXなどが台頭し、FX業界は現在に至っているわけです。
主要FX会社の特長は?
ここでは、利益を出し易い選りすぐりの数社だけの特長をそれぞれ解説します。どこもFPROがお勧めできるFX会社ばかりです。
お勧め1、お勧め2、お勧め3のイメージを自動車に例えると、
お勧め1はプリウス、町乗り、遠出にも最適でお財布にもやさしい
世界NO1取引高GMOクリック証券
お勧め2はビッツ、コンパクトで乗りやすく、町乗りに最適
ヤフーグループの安心感YJFX!
お勧め3はヴェルファイア、用途によって使い分けできる安定感
100年以上の歴史もつ老舗セントラル短資FX
お勧め1:世界NO1と言えばGMOクリック証券
GMOクリック証券は、女優新垣結衣さんをイメージキャラクターに採用する、4年連続取引高世界一のFX会社です。

<メリット>1万通貨以上の短期トレーダーや損切りができないというトレーダーにお勧めしたい
この記録からも分かる通り、スプレッドなどの取引条件はピカイチ、そして直感的な操作が可能な取引システムの使い易さはまさに折り紙つきです。だから、通常トレードする会社に適していると言えます。特に短期トレーダーにお勧めです。
GMOクリック証券の月間取引高は2番手グループの約3倍と言われています。
新興の証券会社としても有名で、ネット証券業界でも4番手争い繰り広げています。
そして、忘れてならないのが同社が提供するバイナリーオプションです。外為オプションは、多くのバイナリーオプションファンを魅了しています。

取引口座として欠かすことができない口座の一つと言っても過言ではありません。
外為オプションは、リスク限定の短期トレードに適した金融商品ですので、FX短期トレードをマスターしたいというトレーダーは、まず外為オプションでトレード感覚を学んでみてください。特に損切りができないという方には最適な金融商品です。なぜなら、取引の最初から発生するコストが限られているからです。
バイナリーオプションについては別ページで別途案内するつもりです。
余談ですが、バイナリーオプション取引は金融庁の規制により、広告宣伝が限られている金融商品です。理由はオプション取引自体が複雑だから一般投資家に不向きという可笑しな見解が金融庁にあるからです。
だから、どのFX会社もバイナリーオプションを始める際に理解度テストを実施しています。FPROは寧ろ逆の見解で、リスク限定の素晴らしい金融商品だと思います。
バイナリーオプションがもし複雑という見解であれば、証券会社が勧めるオプション取引のコール売り、プット売りこそ、本当は規制すべきです。
<デメリット>デメリットは、乱高下時にスプレッドが狭い分、約定力が落ちることと、1万通貨単位という点です。
◆設立:2005年
◆従業員数:非公表
◆資本金:43億4,666万3,925円(2016年10月現在)
◆自己資本規制比率:497.0%(2016年9月末現在)
◆通貨ペア:18通貨ペア
◆主要通貨スプレッド:ドル円0.3銭、ユーロドル0.5銭、ユーロ円0.6銭
◆最低ロット:1万通貨
◆1取引の上限:<通常モード>新規・決済ともに100万通貨<Exモード>新規・決済ともに500万通貨
◆1日新規取引数量上限:5,000万通貨
◆両建て:MAX方式
◆ポジション上限:4,000万通貨
◆手数料:なし、但し自動ロスカット発生時、追加証拠金制度による強制決済執行時のみ1万通貨単位あたり税込500円。南アフリカランドは、10万通貨単位あたり税込500円
◆ロスカットルール:維持率100%割れでアラーム発動、50%割れで強制ロスカット
◆ネット入金:11行
お勧め2:ヤフーグループの安心感ならYJFX!
YJFX!は、ヤフーグループというナショナルブランドに裏付けされた安心感を兼ね備えたFX会社です。
もともとはサイバーエージェントFXでしたが、2014年よりヤフーグループとなりました。

個人情報流出問題がありましたが、これを契機に内部体制が強化され、現在では見違えるほどに生まれ変わりました。この点を高く評価し、お勧め2とさせていただきました。もともとFX初心者に支持されるFX会社ですので、この位置は当たり前と言ったら当たり前なのです。
以下YJFX!社長のあいさつ文からの抜粋です。
まずは2016年2月にご報告いたしました、弊社元従業員による顧客情報持ち出しの件について、お客様には改めて心からのお詫びを申し上げます。
私共が引き起こしてしまった事態の重大さを再認識するとともに、引き続き全社一丸となって再発防止の取り組みを徹底してまいります。
過ちを隠そうとしないこの潔さは立派です。
<メリット>FX技術を向上したい、小額から始めたいというトレーダーにお勧めしたい
狭いスプレッドを提供しつつ、低スプレッド会社には珍しく為替情報やセミナーも大変充実したFX会社です。FX技術を向上したい、最初は小額から始めたいというFX初心者にお勧めです。
同社のセミナーに参加することをお勧めします。FXトレード技術向上に使えるFX会社として一押しですので、まずは小額から始めて、徐々にロットを上げて取引しましょう。
加えて、シストレやバイナリーオプション、さらにスキャルピング専用の「C-NEX」も提供していますので、万能型のFX会社と言えます。
<デメリット>約定力が落ちる点にやや不安がある点です。ここが改善されれば、世界NO1取引高も遠くない。
◆設立:2003年
◆従業員数:不明
◆資本金:4.9億(2016年12月現在)
◆自己資本規制比率:1,345.8%(2018年4月末現在)
◆通貨ペア:22通貨ペア、人民元などメジャー通貨以外も
◆主要通貨スプレッド:ドル円0.3銭、ユーロドル0.4ポイント、ユーロ円0.5銭
◆最低ロット:1,000通貨
◆1取引の上限:200万通貨
◆1日新規取引数量上限:不明
◆両建て:MAX方式
◆ポジション上限:4,000万通貨
◆手数料:なし
◆ロスカットルール:維持率(有効比率)100%割れでアラーム発動、50%割れで強制ロスカット
◆ネット入金:9行
お勧め3:みんなのFXで大人気トレイダーズ証券
みんなのFXを中心に、みんなのバイナリー、みんなのシストレ、みんなの金トレなど、FXトレーダーを全方位的にサポートしている点は高評価。HPのデザインも個人的に好きです。これって毎日アクセスするようになると、意外に大きなポイントになります。

<メリット>FXに関連する投資、投機をやや短めのスタンスでお考えのトレーダーにお勧めしたい。全体的に勢いを感じるFX会社ですので、20台~40台にお勧めしたいFX会社です。
<デメリット>自己資本規制比率が常に低いため、長期スタンスの方にはお勧めしづらい。ただ、数年来、いつも指摘されているポイントですのであまり気にする必要はありません。
◆設立:1999年
◆従業員数:27名
◆資本金:2,195,000,000円 (平成28年3月31日現在)
◆自己資本規制比率:170.9%(2016年12月末時点)
◆通貨ペア:16通貨ペア
◆主要通貨スプレッド:ドル円0.3銭、ユーロドル0.5銭、ユーロ円0.6銭
※キャンペーンと合わせると実質0.2銭という見方も
◆最低ロット:1,000通貨
◆1取引の上限:300万通貨
◆1日新規取引数量上限:なし
◆両建て:MAX方式
◆ポジション上限:5,000万通貨
◆手数料:なし
◆ロスカットルール:維持率(有効比率)100%割れで強制ロスカット
◆ネット入金:11行
あまり知られていないのですが、FX業界内では優秀な人材を輩出しているのが同社なのです。
お勧め4:シストレをやるならセントラル短資FX
セントラル短資FXは、創業以来100年以上の歴史を有するセントラル短資グループのFX会社ですので、信用力はピカイチです。為替、FXのプロが集結するFX会社という印象が強いです。

<メリット>これから長くFXと付き合っていきたいと考えているトレーダーにお勧めしたい
スワップ狙いの中長期トレーダー向けのFX会社だと思われがちですが、現在は3つのタイプのFXを提供しているため、さまざまトレーダーに対応する万能型のFX会社と言えます。あなたのトレーダーとしての成長や、ライフスタイルの変化に合わせて3つのFXのフル活用をお勧めします。特に、シストレの代名詞、ミラートレーダーをトレードできます
■NDDの超短期トレーダー:ウルトラFX
所謂、NDD(ノン・ディーリング・デスク)方式と呼ばれるFXで、インターバンク市場直結だから、サクサクトレードが成立するのが特長です。その他のFX会社はDD(ディーリング・デスク)方式ですので、一旦FX会社を経由してインターバンク市場へオーダーが流れていきます。
■通常のFX初心者トレーダー:FXダイレクト+
■FX自動売買(システムトレード)トレーダー:セントラルミラートレーダー

FX会社がシステムトレードの代名詞と言っても過言ではありません。多くのFX会社が、「ミラートレーダー」から撤退する中、長きに渡り同システムトレードを提供し続けているのがセントラル短資FXです。
ミラートレーダーは、ストラテジーと呼ばれる売買戦略を選び、ポートフォリオを作成して、中長期スタンスでトレードするシステムトレードです。あなたが寝ている間、外出中、仕事中も、あなたに代わって自動的にトレードしてくれる優れものです。
同商品を利用する際の注意点はただ一つ、ストラテジーは頻繁に見直ししたほうが好結果に繋がりやすいという点です。ストラテジーの選び方は、調子の良いストラテジーに乗るより、長く調子が悪いストラテジーや、調子が上向きになりつつあるストラテジーの選択がお勧めです。
◆設立:2002年
◆従業員数:114名
◆資本金:7.785億(2016年3月現在)
◆自己資本規制比率:1105.6%(2016年10月末現在)
◆通貨ペア:24通貨ペア(FXダイレクト+の場合)
◆主要通貨スプレッド:ドル円1.0銭、ユーロドル0.8銭、ユーロ円2.0銭
◆最低ロット:1,000通貨
◆1取引の上限:500万通貨(他社と比較しても多い)
◆1日新規取引数量上限:不明
◆両建て:MAX方式
◆ポジション上限:必要証拠金を円換算して1億2,000万円まで(ドル円1ドル100円であれば3,000万通貨)
◆手数料:なし
◆ロスカットルール:維持率(有効比率)125%割れでアラーム発動、100%割れで強制ロスカット
◆ネット入金:10行
お勧め5 :高い約定力を誇るFXプライムbyGMO
FXプライムbyGMOは、勝ち組トレーダーインタビューでお馴染みのFX会社です。もともとは伊藤忠商事が親会社でしたが、2012年にGMOクリックホールディングス株式会社の公開買付けにより、GMOクリック証券と同じグループになりました。
勝ち組トレーダーをフィーチャーした企画は、業界内でも珍しく個人的に大好きな企画です。プライム好きな顧客が多いのでしょうね。

<メリット>3万~5万通貨以上の短期トレーダーや損切りができないというトレーダーにお勧めしたい
同社のスプレッドは広めですが、約定力の高さに定評のある会社ですので、乱高下するときに使えるFX会社と言えます。また、為替情報とセミナーは本当に充実しています。1回の取引が5万通貨以上の短期トレーダーにお勧めです。
同社は、同じクループということもあり、GMOクリック証券同様に、バイナリーオプション、「選べる外為オプション」も提供。

選べる外為オプションは、リスク限定の短期トレードに適した金融商品ですので、FX短期トレードをマスターしたいというトレーダーは、まず選べる外為オプションでトレード感覚を学んでみてください。
特に、損切りができないという方にお勧めです。
この商品で短期トレードをマスターし、FXで利益を上げているという勝ち組トレーダーも数多くいます。皆さん同様に口にされることは、FXと異なり参加料しかコストが発生しないため、比較的安心して始められ、身に付けた相場分析がゆくゆくはFXトレードに役立つということです。
<デメリット>ややスプレッドが広い点と1,000通貨単位は売買手数料が発生する点です。
◆設立:2003年
◆従業員数:非公表
◆資本金:1億円(2016年10月現在)
◆自己資本規制比率:619.6%(2016年10月末現在)
◆通貨ペア:18通貨ペア
◆主要通貨スプレッド:ドル円0.6銭、ユーロドル1.0銭、ユーロ円1.3銭
◆最低ロット:1,000通貨
◆1取引の上限:成行の場合、200万通貨 指値・逆指値の場合、500万通貨、複数決済の場合、500万通貨 全決済の場合、1,000万通貨
◆1日新規取引数量上限:15億通貨
◆両建て:MAX方式
◆ポジション上限:なし
◆手数料:1万通貨未満3銭
◆ロスカットルール:維持率100%割れでアラーム発動、50%割れで強制ロスカット
◆ネット入金:10行
お勧め6:ループイフダンと言えばアイネット証券

<メリット>FX初心者で自動売買志向の方に勧めたい
ループイフダンは相場の値動きに沿って自動的に売買を繰り返してくれる優れものです。本当に効率的に利益を狙っていくことができます。
方向感のはっきりしない展開が続く相場でも、一定価格の変動があるたびに取引を繰り返してくれるという、強みがありますので、FX初心者にはとてもやさしい自動売買です。
また、トレンドが発生した場合でも相場を自動的に追いかけて売買を繰り返してくれます。
だから、FX初心者で自動売買志向の方にお勧めです。
<デメリット>会社の知名度が比較的低いところ
◆設立:2003年
◆従業員数:非公表
◆資本金:1,100,000,000円(平成22年8月27日現在)
◆自己資本規制比率:1024.25%(2016年9月末現在)
◆通貨ペア:28通貨ペア
◆主要通貨スプレッド:ドル円0.7銭~1.0銭、ユーロ円1.4銭~2.0銭
◆最低ロット:1万通貨
◆1取引の上限:不明
◆1日新規取引数量上限:不明
◆両建て:MAX方式
◆ポジション上限:不明
◆手数料:なし
◆ロスカットルール:・アイネット25G 有効証拠金が取引証拠金の100%を割ると自動的にロスカットされます。
・アイネット25/アイネット25S 有効証拠金が取引証拠金の15%を割ると自動的にロスカットされます。
◆ネット入金:12行
お勧め7:豊富なキャンペーンがうれしいヒロセ通商
FPROが知る限り、大阪に本社を構える唯一のFX専業会社がヒロセ通商です。さまざまな食品が貰えることで有名でジャスダック上場という点は高評価。
同社が最も評価されるべきポイントは週明け月曜日の朝、午前6時からトレードできる点です。ここを評価する方が少ないので、特に声を大にして押したいポイント。
週明け窓明けにいち早くトレードできますので、必ず持っていたい口座です。
窓明けトレード手法を別途公開予定です。
オリコン顧客満足度連続NO1は評価したいところですが、この手のランキングは眉唾ものが多いため、この点については考慮していません。

<メリット>スワップポイント狙いのトレーダーにお勧めしたい
スワップポイントの高さは他社を圧倒している点と直感的に取引できるシステムの操作性には定評があります。特にお勧めはスマホアプリです。経済指標発表10分前に爆音と共に知らせてくれるので、取引にとても役立ちます。比較的長めのポジションを保有されるトレーダーにお勧めのFX会社です。
バイナリーオプション、LION BOという商品もありますので、バイナリー好きなトレーダーにもお勧めできるFX会社です。
<デメリット>短期取引推奨と言いつつ、滑りや約定拒否がやや目立つ点がデメリットです。
◆設立:2004年
◆従業員数:非公表
◆資本金:7.90668億円(2016年10月現在)
◆自己資本規制比率:619.6%(2016年10月末現在)
◆通貨ペア:50通貨ペア
◆主要通貨スプレッド:ドル円0.3銭、ユーロドル0.4銭、ユーロ円0.5銭
◆最低ロット:1,000通貨
◆1取引の上限:300万通貨
◆1日新規取引数量上限:不明
◆両建て:MAX方式
◆ポジション上限:3,000万通貨(ドル円の場合)
◆手数料:なし
◆ロスカットルール:維持率200%割れでアラーム発動、100%割れで強制ロスカット
◆ネット入金:380行(信じられないほど多い)
※注文方法が豊富過ぎる
FX取引口座をまだお持ちでないという方は3、4社の口座を開設し、お気に入りの会社をその中から決めると良いと思います。FXをトレードし、なかなか結果が出ないというときには、FX会社を変えて気分をリフレッシュさせましょう。これだけで好結果に繋がることもあります。やっぱり相性というのは大切です。
さまざまな観点で比較したいという方は、こちらの比較表がとても便利です。
超初心者にうれしいトレードサポートツールを提供するFX会社は?
FXどころか、投資経験も全く無いという方はいらっしゃいますか?
経済や時事ネタにも精通していないけど、FXトレードに興味があり、すぐにでも始めてみたいという方にお勧めしたいツールを提供してくれるFX会社がいくつかあります。
FXプライムbyGMO、セントラル短資FXの2社です。
上記2社は共通のFXトレードサポートツールを提供しています。それは将来の為替変動を予測してくれるというツールです。
FPROはこのようなサポートツールに頼ったトレードをすることはありませんが、超初心者は2社が提供するツールを同時に使い、方向が合致した際にトレードしてみるという方法もありだと思います。
こんな方に最適です。
・テクニカル分析、チャート分析が苦手
・相場分析に時間を使いたくない
・瞬時にトレード判断をしたい
2社が提供するサポートツールはどれも、テクニカル分析の知識が全くない方でも、ビジュアル的に将来の為替の方向をやさしく示してくれるので、超初心者トレーダーや、トレード判断基準が全く分からないなどと思われるトレーダーにお勧めです。
これらツールをまずは使ってみて、FXトレードに慣れるというのもオオアリです。特にFPROがお勧めしたいのは、FXを始める前に、これらツールを使ったバイナリーオプションのトレードです。
バイナリーオプションはFXと異なり、ズルズルポジションを持ち続けることができないリスク限定の金融商品です。損切りができない、しづらいという方には為替の値動きに感覚的に慣れるという点でとても取っ付き易い商品だと考えます。
バイナリーですべてに慣れてからFXへ移行すると、意外にスムーズにFXトレードができると思います。
セントラル短資FX「みらいチャート」

FXプライムbyGMO「ぱっと見テクニカル」

以上ご紹介したいFX会社で、FX初心者が持っておきたいと思わせてくれるFX口座は以下4社です。
どこもFXのほか、バイナリーオプションやシストレを商品として提供しているため、あなたのレベルや投資、投機スタンスに応じて使い分けできるメリットがあります。
特に損切り感覚や短期トレード感覚を掴みたい方にはバイナリーオプションがお勧めです。
バイナリーオプションについても別途解説予定。
これに初心者から脱出した方にお勧めなのが、
FXプライムbyGMO
ヒロセ通商
連打できるFXトレーダーになれば約定はとても大切です。また、月曜日朝一にトレードできるという点はトレードを継続していくと有難さが分かります。
そして、上記2社で特筆すべき点はトルコリラ円のスワップポイントの高さです。2017年1月20日現在、トルコリラの買いスワップポイントはFXプライムbyGMOが一番です。この2社のトルコリラ買いスワップの争いには今後も注目です。


は何といっても「ループイフダン」、自動売買、シストレからはじめ、将来的に自分でトレードを判断する投資家になりたいと言う方は、勉強してみるのも良いと思います。