多くのFX投資家が金利差益狙いで失敗するパターンとして挙げられるのは、高レバレッジで、沢山ポジションを持つ取引です。

 

証拠金が安いから、スワップが高いからという理由で、沢山購入しておきたいという考えが先行するのはよくわかります。

 

下記は毎月3万円を年利1%から9%の金融商品で20年間運用した際のグラフです。これを見ると、積み立ての強さが分かると思います。

 

みなさん、こんなイメージを凌駕する金利差益が儲かると、高金利通貨の取引を始めていると思います。しかし、トルコリラ円を筆頭に、高金利通貨の国はどこも経済や政治状況が不安定な国が多いということを忘れてはいけません。

 

 

米国金利推移

2018年5月現在1.75%

 

先進国の中では、米国の金利はNZと同じまで上昇し、2018年にはあと2回か3回も利上げするというのが大方の見方です。

 

株式市場よし、経済状況よし、政治まあまよし、「三方よし」である絶好調の米国でさえ、現在の金利は1.75%なのです。これを考えると、金利の高い通貨の取引はリスクを自身で軽減するやり方が望ましいと思いませんか?

 

トルコリラ円のトレードをドル円と同様にやっているようでは、FX投資では勝てません。

 

多くのFX投資家は、こんなふうにトレードしている方が目立ちます。決しておすすめできないし、これから始める人たちは絶対にマネしちゃダメです。

 

 

このときのレバレッジは?

<計算式>

【証拠金レバレッジ】

レバレッジ計算方法=(通貨ペアのレート×取引数量)÷必要証拠金

(27円×50,000トルコ=250,000円)÷54,000円=25倍

 

【口座全体レバレッジ】

(通貨ペアのレート×取引数量) ÷ 口座の預け入れ金額

(27円×50,000トルコ=1,350,000円)÷100,000円=13.5倍

 

このときの維持率は?

<計算式>

時価評価総額÷使用中保証金×100

 

時価評価総額とは、リアルタイムのレートで換算した評価損益のことです。

 

この場合、トルコリラ円27円のとき、50,000トルコリラを購入し、リアルタイムレートを変わらずの27円に設定しているため、評価損益は預け入れの10万円のままとなります。

 

維持率=時価評価総額10万円÷使用中証拠金5.4万円×100=185%

 

27円のとき 評価損益±0 時価評価総額10万円 維持率185%
26円のとき 評価損益-5万円 5万円 92.5%

 

この場合、トルコリラ円が1円買値から下落しただけで、維持率が100%を割り込みますので、語弊がありますが、自殺行為に近いFX投資と言っても過言ではありません。

 

このようなトレードをしているFX投資家が非常に多いと思う理由の一つに、くりっく365の売買動向があります。

 

下記グラフを見る限り、昨年夏場から買いポジションが膨らんでいることが分かります。おそらく30円前半から下の水準でトルコリラ円のロングポジションを保持している投資家が沢山いると思われます。

トルコリラ円が31円のときに、5万トルコのロングを仕込んだ場合、現在、どうなっているか考えてみましょう。

 

仮定:2017年8月1日、トルコリラ円が31円のとき、10万円を投入し、5万トルコを購入したとします。

 

このときのレバレッジは?

 

<計算式>

【証拠金レバレッジ】

レバレッジ計算方法=(通貨ペアのレート×取引数量)÷必要証拠金

(31円×50,000トルコ=250,000円)÷62,000円=25倍

 

【口座全体レバレッジ】

(通貨ペアのレート×取引数量) ÷ 口座の預け入れ金額

(31円×50,000トルコ=1,550,000円)÷100,000円=15.5倍

 

このときの維持率は?

 

<計算式>

時価評価総額÷使用中保証金×100

 

時価評価総額とは、リアルタイムのレートで換算した評価損益のことです。

 

この場合、トルコリラ円31円のとき、50,000トルコリラを購入し、リアルタイムレートを変わらずの31円に設定しているため、評価損益は預け入れの10万円のままとなります。

 

そして、5円下落すると、為替差損25万円が発生となるため、この時点で口座残高を上回る損失。とっくの昔に強制ロスカットになっているわけです。

 

維持率=時価評価総額10万円÷使用中証拠金6.2万円×100=161%

 

31円のとき 評価損益±0 時価評価総額10万円 維持率161%
26円のとき 評価損益-25万円 -15万円

 

維持率100%を割り込むと、取引するFX会社によりますが、アラーム発生で追加証拠金(追証おいしょう)が発生する場合が多いため、こうなる過程で資金を追加しているFX投資家が殆どだと思われます。強制ロスカットを逃れるために。

 

ここまでは単純に為替差益だけを計算しているため、スワップポイントを加味していません。これにスワップポイントを加味するとどうなるか?

 

昨年8月から4月末までで9ヶ月間のスワップポイントは、30日×9か月×80円(各社平均と仮定)×5万トルコ=108,000円となります。

 

このスワップポイントを加味した時価評価総額はというと、

 

維持率=時価評価総額(為替差損-5万円+スワップポイント10.8万円)÷使用中証拠金6.2万円×100=93.5%

 

となる計算です。

 

これが何を意味するかと言うと、

 

2018年5月9日現在、トルコリラ円は25円を割り込んでいませんので、30円台前半でロングにしたFX投資家の維持率が現在100%前後になっている可能性が非常に高いということです。

 

トルコリラ円がドンドン下がってくるな、でもスワップポイントもドンドン貯まってくるから安心だなと思っていた投資家が非常に高い確率で焦り始めているということです。

 

もしこの見方があながち間違っていなければ、今後のトルコリラ円の見通しですが、25円を割り込むと、下落が一時的に加速し、22円台、23円台まで一気に軟化する可能性が高まります。

 

だから、今週5月2週目から数週間のトルコリラ円の動向には注意が必要です。

 

このような相場状況でも慌てず騒がず投資するには、やはり余裕をもったトレードがお勧めです。

 

10%投資法を実践しているFX投資家はどのような状況か見てみましょう。

 

安心してトルコリラ円を取引するには、10%投資法がお勧めです。

 

このケースであれば、口座預け入れを50万円、使用中証拠金6.2万円(31円×5万トルコ×0.04)であれば、

 

維持率=時価評価総額50万円÷使用中証拠金6.2万円×100=806%

 

そして、25円になったとしても、維持率はまだ300%台ですので余裕があります。ただ、22円台になると、さすがに維持率が100%を割り込みますので、もしこうなったら、どうするかをもうそろそろ考えておいて良さそうです。

 

31円のとき 評価損益±0 時価評価総額50万円 維持率806%
30円のとき 評価損益-5万円 45万円 726%
29円のとき 評価損益-10万円 40万円 645%
28円のとき 評価損益-15万円 35万円 565%
27円のとき 評価損益-20万円 30万円 484%
26円のとき 評価損益-25万円 25万円 403%
25円のとき 評価損益-30万円 20万円 322%
24円のとき 評価損益-35万円 15万円 242%
23円のとき 評価損益-40万円 10万円 161%
22円のとき 評価損益-45万円 5万円 81%

 

そして、これからトルコリラ円投資を始めようと考えている方は、もうそろそろ準備をしておくことをお勧めします。

 

22円台、23円台で指値を入れる準備をしておきましょう!思わぬ安値が拾えるかもしれません。指値とは、予め○○円で買いたい、売りたいと予約を入れておくことです。

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